今回は湖山町でいちご農家をしているリトリファームの河崎さんの紹介です。
川崎さんは農家の息子でずっと野菜に触れて育ってきました。一度は会社勤めをしていましたが、将来は農業をやりたいなと考えており、そして気づいたときには勤めていた会社を辞めて農家に転身、今はいちごを育てています。
いちごは小さい苗の状態から数ヶ月育てた後に、また別な場所に植え付けて数ヶ月管理してやっといちごが収穫できます。河崎さんは「苦労が絶えませんが、お客様に喜んで頂いている姿を見るだけで元気付けられます。」とおっしゃっていました。
「とっておき」は鳥取県でしか作れない希少品種で2018年に品種登録されている比較的新しい品種です!
特徴はなんといっても果実から漂う香りが強いのが特徴!その香りは桃に近いような香りです。嗅覚だけでも美味しさが実感できちゃいます!
果実は少し硬めで食べごたえがあり、丸っこい形をしているので、見た目にも愛らしさを感じることができます。味は甘みもしっかりありながら酸味も感じられる美味しいいちごになっています。
一般的にいちごは病気にかかりやすく、害虫に狙われやすいため農薬の使用は避けられません。ちゃんとしたいちごをお客様にご提供できなくなるため完全にゼロにすることはできませんが、リトリファームでは極力農薬を減らし、使用しても短時間で分解される農薬を選び使用しています。
スーパーで並んでいる県外産のいちごは完熟前に収穫してしまうため、甘さが弱く酸味が高い状態となってしまうことが多いです。当農園では、いちごが真っ赤になるまでいちごを熟成させてから収穫するので、糖度が高いいちごになります。
リトリファームでは土と微生物の環境を考えながら栽培を行っています。植物がぐんぐんと大きくなるためには肥料は欠かせませんが、より効果的に働くような農法をとっています。これで、元気いっぱいで大きないちごが生産できます。